こんにちは!
大阪・関西万博の魅力を発信中のゆでたまです
SNSで話題の「こみゃく」
実は日本美術がモチーフになっていることに気がついていますか?
作品を知ることで、かわいいだけじゃだめですか、ではなく、
かわいさ+αで、「へぇ!」が増えて、楽しさに深みが出てくるので、
私が実際に行ってみて気が付いたこみゃくの日本美術モチーフ作品を紹介します
こみゃくとは?
こみゃくとは、大阪・関西万博会場の道や壁、モニュメントなど、あらゆる場面に描かれている大阪・関西万博公式キャラクターミャクミャクに似たキャラクターです



かわいいと、話題になっていて、通称「こみゃく」と呼ばれています
この「こみゃく」たち、実は「ID」というのが正式名称です
読売新聞オンラインでは以下のように紹介されています
”会場内のアート企画を担当するクリエイティブディレクターの引地耕太さん(42)が考案し、2022年春に発表した。本来の名前は「ID」で、「identity(個性)」などからつけたという。”
※抜粋:大阪万博で「みゃくみゃく」ならぬ「こみゃく」人気、本当の名前は「ID」もSNSで愛称広がる : 読売新聞 (2025年5月11日時点)
「こみゃく」で親しまれている作品ですが、正式名称も知っているとぐっと親近感がわきますね♪
こみゃくの日本美術モチーフ2つ
たくさんの「こみゃく」たちですが、中には日本美術をモチーフにした作品が隠されています
まず こちら
その①

気が付いた人も多いかもしれません
「鳥獣戯画」をモチーフにしています

※画像引用:鳥獣人物戯画 – Wikipedia
鳥獣戯画は、現存するものとしては甲乙丙丁4巻で構成されていて、京都府の高山寺に保管されています
平安時代から描かれた大変貴重な作品として今日まで親しまれていて、色々なモチーフになっているのをよく見かけます
作品は、猿やカエル、うさぎなどの動物たちが人間のような様子、擬人化で描かれていることが特徴的です
※参考:鳥獣人物戯画│世界遺産 栂尾山 高山寺 公式ホームページ
見ているだけで楽しい作品となっているので、まさに大阪・関西万博でもこみゃくたちが体現してくれています!
続いてこちら!
その②

なにこれ?という方が多いのかな~と、何度か大阪・関西万博を訪れていて感じていました
偶然にも、私は昨年12月~2月ごろに大阪中之島美術館で開催されていた
「歌川国芳展 ―奇才絵師の魔力」
先輩から「面白い作品がある」と聞き、訪れていたので、今回気が付くことができました!
この「こみゃく」たちは歌川国芳の作品群のひとつである
「金魚づくし」
と思われます!!

※画像引用:『金魚づくし』「にはかあめんぼう」(歌川国芳 画) | History guide
金魚づくしがかわいくて、美術館を訪れた日には海洋堂さんのフィギアを買っていたので、こみゃくを見つけた瞬間にテンションがあがりました

こちらも同様に、モチーフにしていると思われます

※画像引用:歌川国芳の『金魚づくし』 9作品
歌川国芳は、
”江戸時代末期を代表する浮世絵師の一人であり、画想の豊かさ、斬新なデザイン力、奇想天外なアイデア、確実なデッサン力を持ち、浮世絵の枠にとどまらない広範な魅力を持つ作品を多数生み出した。”
とされ、『金魚づくし 百ものがたり』 をいう作品も描いています
※抜粋:歌川国芳 – Wikipedia
金魚たちが擬人化されて、ひれを上手に使って手や足を表現しているのが見どころの作品です
歌川国芳のデザインした金魚たちは、大人もこどももアートを楽しめます
鳥獣戯画も金魚づくしも日本美術・アート作品として誰もが楽しめるので、
まさに大阪・関西万博の魅力のひとつだと言えます
まとめ
- 「こみゃく」の中には「鳥獣戯画」や「金魚づくし」がモチーフになっているものがある
- 大阪・関西万博では大人もこどもも日本美術・アートに触れる機会をつくることができる
いかがでしたでしょうか
他にもたくさんのこみゃくイラストやアート作品が大阪・関西万博」にはあるので、歩いているときの楽しみ方のひとつになれば嬉しいです
個人的には、アート作品などの紹介したぴあのような雑誌も出たらうれしいな~と思っています
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!!
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